2019.08.22
デザイナーズ建売住宅
フロンティアで手掛けている『デザイナーズ建売住宅』が出来るまでのストーリーをご紹介します。
①土地の仕入れ
これはもう出会いのようなものなので地主様との契約がまとまると本当に嬉しくなります。
仕入れ契約前に区割り計画なども精一杯考えて地主様との交渉を行います。
地主様にとっても先代から引き継いできた大切な資産であったり、ご自分で長年支払ってきた大切なモノであったりと想い入れは大変強いですから、不動産のプロとして出来る限り良い形にして次の所有者様に引き渡していける土地にしたいと考えています。
②図面作成
フロンティアの図面作成は他社とは大きく違います。
建売住宅は外観が大変似ているモノも多く、正直個性的な家は少ないですよね?
フロンティアの建売住宅は全く違います。土地が決まってからいきなり図面計画に入るのではなく、周辺環境や居住世帯などを調査し明確なコンセプトを決めます。
・どんな方々に住んでもらいたいのか? 例:趣味。アウトドア好きな家族など
・どのような住まい方をして欲しいのか? 例:自然を感じながらのスローライフ
・家族構成は? 例:ご夫婦とお子様2人。親との同居など
このような事まで具体的に考えていき、コンセプトが明確になったらやっと図面計画に入るのです。
フロンティアではコンセプトを決めるところからデザイナーにも参加してもらい、土地の形や方角なども考慮し、その土地に1番最適な間取りやデザインの検討会議に入ります。ここが非常に時間のかかる作業になります。デザイナーと実際に販売する営業が同席する会議は毎回戦いです(^o^;)
間取りの書き直しも1度や2度ではありません。窓の形や高さなども現地で考え、外からの目線や日の入り方まで何度も話し合い、やっとの想いで決定します。自分が住みたいぐらいの家じゃなければとても皆様に売れませんからね・・・。

③工事着工から完成まで
ここがまた他社様との大きな違いになってくるところかと思います。良し悪しの話ではないのですが、フロンティアでは建築会社や工務店に工事を丸々発注する事は一切しておりません。
正直な話、同じく建売住宅を売り物にしてらっしゃる他社様のほとんどは建築会社への発注で、引き渡しをした後の保証やメンテナンスは売主ではなく建築を受注した建築会社での対応になります。このやり方が一般的になっているのはとても合理的だからです。不動産のプロが土地を仕入れ、建てるのがプロの会社と手を組むのですからね。
しかしフロンティアは少し考え方が違っています。
売主としては、もちろん全てを建築会社へ任せれば失敗や間違いも少なく、工期の短縮も出来るでしょう。発注した後は待っていれば建物も完成します。引き渡し後の保証も丸々発注先の建築会社へ投げられますから将来の心配もほぼありません。
でも、それだけはしたくないのです。
・本気で想いを込めてプランを考えているので人任せにはしたくない。
・売主として保証という責任から逃げたくない。
・お客様にとっての窓口を生涯1つにしたい。
などが理由です。
小さい事かもしれませんがフロンティアにとってはとても大きな事です。
ですから、フロンティアの建物は現在のところ代表取締役の橋本が全て現場監督をして全ての職人や業者に分離発注をする事で建てられています。恐らくどこよりも非効率で、理解されない事だと思います。でもどこよりも想いは詰まっています!これだけは自信を持って言えます!
④仕上げ
最後のセクションである仕上げ工程はフロンティアが最もドキドキワクワクする瞬間です。
コンセプトが決まってから間取りが決まり、各職人達が力を合わせて建てた家に、世界観を託したデザイナーがそれを形にするのです。イメージの絵などは計画段階で当然見ていますが、完成した現物は毎回我々の期待を超えてくれます!
最早誰も建売住宅とは思わず、どこかのお店のような空間・・・。もの凄く長い時間をかけて会議を繰り返し、分離発注の良さで職人さんとも近い存在として何度も現場で話し合って生まれた『デザイナーズ建売住宅』はフロンティアの全てが詰まっています。

嬉しい事に、今まで見ていただいたお客様方には大変気に入っていただいており、逆に同エリアに同じイメージでこんな間取りを建てて欲しい。学区指定で同じ家を建てて欲しいなどのお声もいただけています。
従来の建売住宅の現地販売会とは違う、建売住宅なのに注文住宅の完成見学会のようなイメージでお気軽に足をお運びください。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております!